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2018年1月
2018年01月30日(火)
生徒と地元企業との座談会
平成30年1月30日(火),総合的な学習の時間「夢・探求2」において,「地元企業との座談会」を開催しました。
これは,キャリアガイダンススタッフ配置事業の一環として,生徒が地元企業の魅力を理解し,企業代表者との意見交換によって,生徒の就労観,職業観及びコミュニケーション能力を育成する機会にと計画・実施され,普通科中間年次の就職希望者と福祉科の生徒合わせて46名が参加しました。
今回は,株式会社Misumi,康正産業株式会社,鹿児島国際観光株式会社,社会福祉法人旭生会旭ヶ丘園の4社の代表の方に来校願い,企業の概要や働く上での心構えなどについて説明していただきました。それぞれ10分という短い時間の説明をローテーションで聞く形態で実施しましたが,企業代表の方の説明も慣れた口調で,滞りなく進んでいったようです。業務の具体的内容の話の他に会社内の同好会や部活の話をしてくださった企業もあり生徒は興味を持って聞いていました。
今回の企画は,来年度に就職活動を控えた生徒たちにとって,職業意識を高めるよい機会になったと思います。4社の代表の皆さん有り難うございました。
2018年01月23日(火)
福祉科入学年次,盲学校避難訓練の補助を行う
開陽高校は地域の津波発生時における避難場所に指定され,近隣の県立盲学校の生徒・職員の避難場所にもなっています。本日平成30年1月23日(火),13時40分から,津波を想定した避難訓練が県立盲学校で行われ,実際に本校へ避難してきました。その際,本校福祉科入学年次生が,県立盲学校避難訓練の補助を行いました。
まず,入口に防塵マットが敷いてあるため,段差に気をつけるよう声をかけ,階段への誘導,階段では踊り場や上階までの段数を教えたり,要所要所で声かけを行い,本校管理棟4階にある福祉実習室へ誘導しました。
特に支障もなく,福祉実習室へ到着しましたが,さすがに4階まで急いで上るのはきつそうでした。目標タイムよりは遅かったようですが,昨年よりはタイム縮小になったようです。
入学年次生も,どのように補助したらスムーズに誘導できるか,声かけのタイミングが難しかったようです。
今回は訓練でしたが,実際に起こった場合は急を要します。緊張も伴うので,さらに難しくなるでしょう。福祉科の生徒は,この経験を少しでもこれからの学習・実習に生かして欲しいものです。
盲学校の生徒が帰校した後,盲学校の福留教諭から福祉科の生徒へ「視覚障害者の防災用具」について講義をして頂きました。有り難うございました。
2018年01月18日(木)
平成29年度介護福祉士国家試験受験壮行会
平成30年1月18日(木),本校福祉科で,来る1月28日(日)に行われる介護福祉士国家試験に向け,平成29年度介護福祉士国家試験受験壮行会が行われました。
本年度の受験予定者は24名ですが,壮行会では中間年次や入学年次代表,各先生方から激励の言葉をいただきました。励ましつつも,緊張をほぐす言葉に受験する卒業年次の生徒も時々笑みを浮かべ,「多くの激励の言葉をいただき,受験に向けての気持ちを引き締めることができました。頑張ってきます。」との返事を述べていました。また,後輩からは,使い捨てカイロ,栄養ドリンクなどの応援グッズをもらいました。
受験する卒業年次生は昨年10月から国家試験対策補習や模擬試験,冬休みは合格セミナーと受験に向け頑張ってきました。あと1週間の頑張りに期待し,悔いのないよう全力で試験に臨んで欲しいものです。担任の石田先生からの「昨年度の合格100%のバトンを後輩につなげよう」のメッセージを,ぜひ実現させて下さい。頑張れ!福祉科卒業年次生。
2018年01月15日(月)
平成29年度 第2回三課程親睦会
平成30年1月13日(土),平成29年度第2回三課程親睦会が行われました。
本校全日制,定時制,通信制の三課程の生徒会が中心となって,第1回のそうめん流しに続き,今回は餅つきをして互いの交流を深めました。
ほとんどの生徒が餅つきを体験したことがなく,最初は戸惑いましたが,時間がたつにつれ杵つきとかえしの呼吸も合ってきました。
作った餅でぜんざいも振る舞われ,お互いに交流を深めることができました。今後も,交流の輪を広げ,多くの生徒が交流事業に参加できるよう頑張っていきたいと思います。
2018年01月13日(土)
めざせ合格〜センター試験
平成 30年1月13日(土),14日(日)の両日、大学入試センター試験がありました。
開陽高校全日制の生徒17名は,鹿児島国際大学会場での受験です。
13日は地歴公民,国語,外国語,14日は数学,理科の試験があります。
入室直前まで、生徒は最終確認を怠らず,頑張っていました。
合格を目指し,これからが勝負です。受験生,頑張れ!
下は,直前に行われた激励会の模様です。
2018年01月11日(木)
平成29年度 防火防災教室
平成30年1月11日(木),鹿児島市南消防署谷山分遣隊から隊員2名を講師に招き,平成29年度防火防災教室を開催しました。
毎年,防火防災については訓練や教室を開いて啓発を行っていますが,緊急時には緊張もあってなかなか対応しにくいものです。これを機に,今一度防災意識を高めて欲しいものです。
内容は,以下の通りです。
1.初期消火で知っておいて欲しいこと
・周りに知らせる。消防へ119番連絡を落ち着いて対応する。
・出火3分が目安。それ以上は諦めて逃げる。
(天井に火が移るのが境目)
・消火器,濡れタオル,濡れ座布団等をつかって消火。
消火器の使い方は「ピノキオ」と覚えておけばよい。
ピ・・・ピンを抜く ノ・・・ノズルをはずす
キ・・・距離を縮める オ・・・(レバーを)押す
2.怖いのは煙(特に含まれている一酸化炭素)
・煙に含まれる一酸化炭素は無色でわからない
・一酸化炭素を吸うと意識不明になり動けなくなる
・煙は人より移動が速い
2018年01月11日(木)
高大連携福祉科出前授業
平成30年1月11日(木),1校時に鹿児島国際大学福祉社会学部から増田和高氏を講師にお招きし,高大連携福祉科出前授業を行いました。
これは,本校福祉科から鹿児島国際大学福祉社会学部への進学が毎年続いている中で,何とか高校と大学とが連携し合って,高校生が大学の授業について知る機会をもとうと,今回初めて企画されました。
授業は,「障がい者福祉論」と題し,まず,「障害とは何か」ということについて考え直すことから始まりました。「車椅子」と「メガネ」を引き合いに,「同じ生活機能を補助する道具なのに,メガネをかけている人は障害者と呼ばれないのに,車椅子の人は障害者と呼ばれるのは?」という問いに,生徒もうまく答えが出ませんでした。このように,「障害」という言葉が,「無意識に,そして曖昧に使われている」ことを実感し,言われる側のネガティブなイメージを招くことを踏まえ,しっかり考えて使わねばならないことを教えられました。
また,障害者と健常者の明確な境界線を引くことは不可能で,今ある枠組みは法律上の支援対象かどうかで決められているということを教わり,我々もいつ何時健常者から障害者になるかわからない身近な問題であることに気づかされました。
後半は,特に介護給付と訓練等給付の支援の内容と方法について,スライドで分かり易く説明して頂きました。
先生の分かり易い説明と熱い語り口に,90分の授業があっという間に過ぎたようです。福祉と大学の授業への理解が深まるよい機会になりました。
増田先生,有り難うございました。今後ともよろしくお願いいたします。