公開日 2018年01月23日(Tue)
開陽高校は地域の津波発生時における避難場所に指定され,近隣の県立盲学校の生徒・職員の避難場所にもなっています。本日平成30年1月23日(火),13時40分から,津波を想定した避難訓練が県立盲学校で行われ,実際に本校へ避難してきました。その際,本校福祉科入学年次生が,県立盲学校避難訓練の補助を行いました。
まず,入口に防塵マットが敷いてあるため,段差に気をつけるよう声をかけ,階段への誘導,階段では踊り場や上階までの段数を教えたり,要所要所で声かけを行い,本校管理棟4階にある福祉実習室へ誘導しました。
特に支障もなく,福祉実習室へ到着しましたが,さすがに4階まで急いで上るのはきつそうでした。目標タイムよりは遅かったようですが,昨年よりはタイム縮小になったようです。
入学年次生も,どのように補助したらスムーズに誘導できるか,声かけのタイミングが難しかったようです。
今回は訓練でしたが,実際に起こった場合は急を要します。緊張も伴うので,さらに難しくなるでしょう。福祉科の生徒は,この経験を少しでもこれからの学習・実習に生かして欲しいものです。
盲学校の生徒が帰校した後,盲学校の福留教諭から福祉科の生徒へ「視覚障害者の防災用具」について講義をして頂きました。有り難うございました。