公開日 2017年09月12日(Tue)
平成29年9月12日(火),生徒指導講演会「情報モラル教室」を実施しました。
これは,SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を生徒が利用する中で,今後トラブルが起こる恐れがあり,これを未然に防ぐ契機にしたいと計画されました。講師にNPO法人ネットポリス鹿児島の戸髙成人理事長をお招きし,講話をいただきました。
講演では,ネット情報からの個人特定や端末乗っ取りの実際などについてスライドや動画を織り交ぜながら話をしていただき,生徒も自信の端末使用についてセキュリティ対策が不十分であったことを痛感したようでした。
◎ 講演のまとめ
1 ネット被害に何故遭うか
・セキュリティに対する意識,能力(情報リテラシー)の欠如
・位置情報などのデジタル情報をもとに個人が特定される
・なりすまし等に対する警戒感の欠如
・匿名の秘匿性を信じっきっている
(匿名でも個人特定は可能)
2 ネット被害を防ぐには
・使う側のセキュリティ対策の強化。
・設定の見直し(WiFi,位置情報,通知の設定など)
・アプリインストール時の注意
(電話帳使用,画像使用の記述のあるアプリは危険)
・アプリを使わない時は必ず終了する
(バックグラウンド実行に注意)
・位置情報で特定されると困る場所での写真はネットに上げない
・ネットに上げた後の削除・訂正は非常に困難だと認識すべき
(送信には細心の注意を)